「新・魔法のコンパス」(キンコン西野さん著)を備忘録的にまとめてみた。
皆さん、こんにちは!
僕は、西野亮廣さんのオンラインサロンに所属しておりまして。
今日は彼が、3年前に出版した「魔法のコンパス ~道なき道の歩き方~」というビジネス書の文庫版
「新・魔法のコンパス」の感想を述べていきたいと思います。今回、書き直されたとのことです。また、これは僕自身の備忘録にもなるので、結構なネタバレもありますがご容赦ください。
新・魔法のコンパスの内容
大きく分けて内容は3つで、「お金」「広告」「ファン」について書かれてあります。
お金
西野さんは常に挑戦できる環境を作るために、お金の問題と向き合い続けている。
そんな彼は「お金とは他者に提供した労働の対価ではなく、他者に提供した価値の対価だ」と定義している。だから苦労量とか我慢の量は関係ない。
じゃあどうするか?
それは自分の希少価値を上げるしかない。これは堀江さんが書いた多動力にも書いてあったけど職業の掛け合わせが必要になる。
そして、その中でも本業とするものがあるかもしれないけど、それをメインの収入にしてはいけない。なぜなら自分がやりたいことに向かって攻めることが出来なくなるからだ。だから、目的に対して適切な収入ポイントを作るという適切なシステムを作ることで、努力が初めて報われる。
広告
広告はニュースになるのではなく、「ニュースになる」ことが大事で発信力を持つお客さんにニュースしてもらえるように設計していく必要がある。さらにTOYOTAの実例を挙げながら、なぜ「キングコング西野」がこの広告を任されたのか?を定義している。この辺をまず考えるの強い。
その上で人は相談をするよりもされる方が気持ち良い心理を活かして、悩みを共有することで「セカンドクリエイター」を集めて、一緒に広告を作る姿勢を打ち出す。
また、集客の話もしている。僕がオンラインサロンに入るきっかけにもなった記事で言っていた「お客様の一日をコーディネートする」が大事という話である。
そして人は知っているコンテンツでしか動かないようになったことも話している。これは前から僕が思っていた事にも似ていて、情報がありふれた時代において効率的に充実した体験をしていることに価値を見出す人が多くなったと思う。なので、人は冒険に憧れながら避ける生き物ということだ。広告でもこの心理を活かして、ネタバレが大事だと述べている。
さらに、インスタについても触れており、「排除」のリスクを考えるべきだ。
また期待値はリピーターを増やすために大事な変数となるため、コントロールする必要があると述べている。
ファン
西野さんはファンの存在を大事にしているし、その鎖国的空間を大事にしている。面白いものを作るには横やりが入らない場所で作る必要があるからだ。
また、ファンを作ることで人検索の時代に対応できるためである。そ
んな彼はファンの定義を明確しており、理念に共感してくれて変化も柔軟な人としていいる。「これだからにわかは…」とか言う古参はファンではない。
そんなファンの満足度を高めるために、彼はN字的なストーリーを作っている。
鎖国の外から来る批判は積極的に拡散をしている。理由はレッドオーシャンに見せかけるためでこの戦略は本当に感嘆しました。
最後に、西野さんからの手紙があるという構成です。
また、無料公開されているが冒頭の内容も面白いので紹介しておきます。
人気ファッションブランドでは、セール品が売れなくなってきたらしい。というのも、セール品はメルカリで売れないから。お客様が購入するときに考えることは「この商品はメルカリで売れるか?」になっている。
新・魔法のコンパスの感想
一言、学びがとにかく多い!!
しかも、この本は行間が広く設計されて本当に気軽に読むことが出来ます。
特に僕は、「人は冒険に憧れながら避ける生き物」というフレーズに納得感がありました。
というのも、最近例えば映画業界ではシリーズ物とかリメイクが増えてきていると思います。そして漏れなく売れている印象を受けており、なんでだろうと思っていました。
私の結論としては、消費者は効率的に充実した生活をしていることを自慢したくなったと思っていました。
SNSで他者からの承認が可視化されるようになってから、いかに多くいいねが稼げるスポットに行けるか、つまりエンタメの中身というよりは行動そのものに価値を見出す現象が起きているなと感じていました。
そんな現代の流れを、西野さんはバーベキュー型エンタメで変えていくんだろうなと思いました。
そして、今回書いてあるような密度の情報が毎日流れてくるオンラインサロンに入っていることにさらに価値を感じている今でございます。
僕も無風状態から動き出すしかない。
「闇夜の底で踊れ」(増島拓哉さん著)の感想!ネタバレ注意
こんにちは。雨ばっかりで大変萎える日が続いています。こんな日はそう、読書しかありません。
そこで今日、紹介する本はこちら!
「闇夜の底で踊れ」(増島拓哉さん著)です。
この小説はすばる新人賞受賞作品で、一番の驚きはこれを19歳が執筆しているということです。関西学院大学在学中に書いたという…。すごい。
そこで、今日はこの「闇夜の底で踊れ」の感想を紹介していきたいと思います。
「闇夜の底で踊れ」のあらすじ
35歳の主人公、伊達は訳あって定職に就かず、パチンコに溺れています。GWが来ても全く上がらない。
そんな抑揚のない彼ですがある風俗嬢にはまってしまったことがきっかけで、闇金に手を染めその後闇社会に溺れていく中で、主人公の過去が露になっていく様子が描かれています。
「闇夜の底で踊れ」の感想
まず全体を通して、すごい面白かったです。個人的にはここ2.3年で一番没頭して読みました。(年20冊くらいしか読みませんが)
もう歩いているときも、二宮金次郎状態で読むくらい没頭していました!笑
面白かった点を紹介しますね。
闇社会なりの頭脳戦
正直私は、暴力団とかさっぱりわかりません。が、この小説を見て思ったことが、結構頭脳戦もあるなということです。
組同士の関係性や、利害関係、心理操作等ただ暴力殺しだけではない点が見ていて、安っぽさを感じませんでした。
一例を紹介すると、
目上の人に「誤解を恐れずに言うと、アホの言うことですやん」と言う場合。
先輩は以下のようにまくし立ててました。
「普通、相手に自分の気持ちを誤解されへんように、丁寧に言葉を尽くして話すもんやろ。なのに、誤解を恐れずに、いうことは先輩の俺に誤解されても別にいいと思っとんのか?別にお前にとって俺は誤解されても痛くも痒くもない存在ってことか?えらい舐め取るやん。…
って今のが、極道の手口や。相手の論旨ではなく言葉尻にいちゃもんつけんねや。ビビるやろ?」
と。
喧嘩をするときも暴力だけじゃない戦術があり、面白いです。
また、軽口の主人公が発するボケ・ツッコミもコミカルなだけでなく、どこか知的さも感じられます。
闇社会ならではのハラハラ感
先ほどの頭脳戦の件とは対極ですが、やはり暴力団には暴力・殺しがあります。主人公が徐々にその現場に立ち会うことになります。
そんな実世界ではありえない、死と隣り合わせの生き方に主人公が転げ落ちてく―ロックンロール―様子がはらはらしてとても面白いです。
また、暴力団について良く知らない私にとっては設定もしっかりしているように思えます。闇社会、風俗、ギャンブル…
そんな裏の世界をまだ酒も飲めない19歳が書いたと思うと、ただただすごいと驚くしかありません。
パチンコ屋での平田との会話
主人公が常連とするパチンコ屋には、平田というパチンコに溺れる初老の常連客がいます。
別に仲が良いという訳ではありませんが、彼と奏でる軽妙かつ生産性のない会話がどこかのどかさを感じます。
特に、後半はどっぷり闇社会の話になって来るので、序盤の平田とのしょうもない会話が懐かしく感じます。
最後に、もう一度主人公がパチンコに訪れた時の平田さんとの会話の安心さがとても良いです。
ロックンロールという言葉からこの物語が始まり、ロックンロールのようなパチンコに溺れ、ロックンロールのような人生を送る。
そんな彼と平田さんはときたま真面目な会話をします。その時の言葉で、ブログも締めたいと思います。
「そういえば伊達ちゃんの方こそなんのために生きとんねん?」
「意味なんてあるかい。まだ死んでへんから生きてるだけや、あほんだら」
「新世界」(西野亮廣さん作)の感想を今更ながらに書いてみた
こんにちは。
今日はこの本を読んだので、気ままに感想とかを書いていきます。(備忘録として使うのです。)
新世界(西野亮廣さん著)です!
西野さんは4/28~から兵庫県川西市にある満願寺で「チックタック ~光る絵本と光る満願寺展~」を開催しています。
私は行った方の動画しか見ていないですが、とてもきれいでぜひ行きたいものです。
そこで、今回は結構今更なのですが、感想を書きます。
本は前ページ無料公開していたので、ネタバレも考えずガンガン書いていきたいと思います!笑
目次
- 新世界の内容
- 新世界の感想
新世界の内容
3部構成になっていて、
・信用について
・オンラインサロンについて
・西野さんの現在、及び今後の話について
ざっくりこんな感じです。
「貯信時代」という目次では信用について書いてあります。
学び及び、印象に残ったことを書いていきます。ここからメモに書いたことをぶつ切りで書いてます。
まず、夢を実現するためにはお金を学ぶ必要がある。そして、お金について学ぶ時に大事なのが。信用だ。
信用を稼いだ例としてホームレスの小谷さんの話がある。彼は自分を1日50円で売った。なんでもやるらしい。
一日50円の稼ぎだと生活が持たないと思ったら、全然生活が出来るという。なぜかというと、一生懸命仕事した結果、依頼者がご飯をくれたり、呑みに誘ってくれたり。
50円以上を全く自分からは要求せず、一生懸命働く。その結果、感謝=信用を稼いでいった。
ある日、大金が必要になったのでクラウドファンディングをやってみた。ら、依頼者とかから、超お金が集まった!
つまり、その時の給与は50円だったけどそれ以上に信用を稼いだことによって達成された。
クラウドファンディング等、信用をお金に換金するシステムが今はある。
今の時代は、労働と等しい対価をその場でもらう以外に、信用を稼いで後からお金に換金できる選択肢もあるということだ。
この信用を稼ぐためには、自分をブランディングする必要がある。
そのためには嘘をつかないことが大事だ。
嘘をつかないためには、嘘をつかざる環境に身を投じないこと、そしてそれでも生きていける環境を作ることが大事だ。
認知と人気(信用)は別物という考え方も大事だって。
という内容が書いてありました。すっげえ新鮮な考えでした。
次の章ではオンラインサロンについて話しています。
が、個人的にはここはあんまピンとこなかった(笑)
でも、
面白いことを作るプロセスにお金を払ってでも飛び込む時代。達成感とまさかの信用まで獲得
社員に利用されない会社は終わる。面白いことを提供できる会社が残る
という内容には惹かれた。
最後の章では、西野さんの現在、及び今後の話について話されています。
これからは地図がアツいというのが序盤の話。
品質は技術が発達したことで、均一化されている。
その中で、消費者はブランド品を購入するように、「誰が」を重要視するようになる。そうなったときに、サービスを発信している人を探すツールが流行るみたいな・・・(誰にも伝わらないような文になってしまった)
その次が言葉について。
プレゼントするときに、いかに思い(1番の価値)を伝えながら、相手に最も有効なものに還元できるかを考えた結果に生まれたサービス、レターポットの紹介です。
仕組みは本を読んでみて下さい。おもろかったです。
人に寄せられる感謝の言葉数と信用は割と比例するという表現も惹かれた。ここをもしつなげることが出来れば、お金も手に入る。
ただ、この章で何より印象的だったのはこの言葉
「人間は、汚い言葉よりも美しい言葉を優先的に選ぶ生き物である」
言葉は無尽蔵にあるから、誹謗中傷が起こるって。確かに。
新世界の感想
ここまで自分の備忘録的に書いてしまいましたが、ここからはきちんと感想を書いていきたいと思います。
行間も空いているので、3時間もあれば読み切れます。が、学びは3時間以上の価値があるかと思います。自己啓発本というジャンル分けが1番近いのかなあと感じます。
特に学びになったのは「信用について」の部分です。
「今の時代にはまずは信用を稼いで、その後で換金するという選択肢がある」
というフレーズとても印象的でした。
なおかつ、実際の例も書いてあるので説得力もありました。
この本でとにかく言っていたことが「信用」。
これをいかにためることが出来るかが大事というのは本を読めばわかりました。
嘘をつかなければ、溜まるというのも納得です。
ここで言う嘘は結構広範な意味だと思います。
自分の本当にやりたいと思ったことに対して嘘をつかないとか
小谷さんのように一生懸命に働くとか
「嘘をつかない」は言葉だけでなく、いかに行動で示せるかが大事だと思いました。
何事にも全力で、泥臭い人に信用は集まる。
そんな気がしましたし、西野さんはそれを体現しているから、今活躍しているのだなと感じました。
こんな風に自他に正直に努力し続けるためには
常に挑戦できる、新しい環境を探し続けること
が大事だなって思いました。
PS:この後、西野亮廣エンタメ研究所に入ったのです。笑
イベントに参加したいな~
イグノーベル賞って何?大学生の私でも詳しくわかる本まで紹介!
お久しぶりです。
10連休で時間もあるということで、最近僕が読んだ本を紹介したいと思います。
それがこちら!
「笑う科学 イグノーベル賞」という本です。
イグノーベル賞とは???となる方も多いと思います。
イグノーベル賞とは…
「人を笑わせ、そして考えさせる研究」
です。
この賞は一見ふざけた賞に見えますが、実は科学者界隈では本当のノーベル賞に引けを取らないほどの注目度があります。
まさかの権威ある賞なのです。
そんなイグノーベル賞には実は日本人が12年連続で受賞しています。
2018年では堀内朗医師が
「座位で行う大腸内視鏡検査-自ら試してわかった教訓」で医学教育賞を受賞しました。
通常は横に寝た状態で肛門から入れる内視鏡を、座った状態で少し股を開き前から入れると苦痛が少ないという何ともくだらないもの笑
ただ、なんでなんだ?となりますよね。だから考えさせる研究なのです。
本題に戻すと、この賞をもっと深く知りたい!と思って「笑う科学 イグノーベル賞」を読んだのです。
感想としては、面白いけど古い!という感じです。
この本は2009年に発売されているので、情報が少し古いです。
科学の進歩は早いので、ここは読むときの難点ですね。
とはいえ、後半の章では実際の事例の詳細が書かれていて読んでいて面白いです。
何個か題名だけ紹介すると
・バニラの方向成分「バニリン」を牛糞から抽出
・粘菌による迷路の最短経路の解法
と中々面白そうなタイトルが並んでいますよね
気になった方はぜひ購入してみて下さい!
「ピクサー流創造するちから」の書評というか感想
皆さん、こんにちは!
最近、本の紹介ばかりしていますが、自分の感想をどこかに残しておきたい欲が強いのです。
今日はこの本!
「トイストーリー」や「モンスターズインク」を作った会社ですよね。
おもちゃが喋るとかそういう発想が生まれるのとか、本当にすごすぎですよね。
実はアメリカには、ピクサーに入るための専門高校があるくらい入社が困難みたいな話を聞き…
そんな企業の本、ましてやそこの社長が書いてる本とか見てみたい!と思い購入しました。
今日はその感想をやんちゃに述べたいと思います。
「ピクサー流創造するちから」の要約
全部で400ページ、びっしりあります。
序盤は技術的な部分で、文系大学生の僕にはなかなかちんぷんかんぷんなものが多く、要約できません笑
が一つ言えるとしたら、エドさんは夢が明確な夢があり、そこに向けて行動し続けています。
本田圭佑も言ってますが、「夢は思い続ければ必ず叶う」を体現していますね
途中から、ピクサーという会社が誕生して、どう創造的な組織を作るかが書かれているのでそこら辺を五月雨式に書きます。
まず大前提、個人が創造的なアイデアを生むための考え方は書いていません。
何なら個人だけでは生まれないというくらい、組織でアイデアを生むためには?が書いてあります。
「創造に大事なのは、アイデアより人」です。
エドさんは、創業当初、自分より優秀な人を採用しようと意識していたと言います。
そんな人たちで構成され、率直に意見を述べられる組織がクリエイティブな組織になると。
そのためには信頼関係を持ち、夢を持った人を採用する必要があります。ピクサーで言うと常に見た人をいかに喜ばせるかが共通の夢としてあります。
また、率直な意見を言い合う場が重要であることの認識も大事です。
認識するということは、議論の際に「誰が言ったか」ではなく、「どんな意見か」にいかにフォーカスできるかが大事です。
この組織を形成するために、マネージャーは尽力する必要があります。どう組織の人に意見を言わせるか?、言わないのはなぜかを探る必要があります。
リーダーの在り方についても書いてあります。
また、チームは前に行くリーダーについていく。石橋を叩いているとついてこないと。
よって、進む力(スピード感)と間違えを認める力が信頼につながると。
進むことは、間違えた時に方向転換できる時間を残すためで、経験は効果的な学習方法という考えです。もう失敗ありきの考え方で、すごいいいですよね。笑
また、プロデュースする側のメンタルモデルとしては、大きな建物の中をエレベーターで移動すること。バカなふりしてコミュニケーションを取ると良いと。
また、目標は緩く、意志は固く持つ方がいい。新規情報があれば、オープンに目標を変えれば良いとあります。率直な意見を言い合う環境もそうですが、常に柔軟に考え方を変えることが、創造するには大事ということですね。
集合的な思考の意識転換をはかるために使用するメカニズムも書いてあります。
1.全員で問題解決
とにかく意見をガンガン言い合うことが大事です。
そのためには共感、明確な意志、寛大さ、聞く力が必要です。個人の創造力はその周囲の人によって強化されるという認識を持つ必要があります。
2.現地調査でつかむ本物感
まず、現場に行ってみることによって、細かい部分の忠実に表現することが出来ます。
3.制約の力
制約は創造性を作り出します。その制約の仕方はマネージャーの仕事で常に「問題が起こったときにスタッフの創造的な解決策を引き出すか」を軸に考えると良いです。
芸術は技術を挑発し、技術は芸術に刺激を与える
5.短編で実験する
短編によって、幅広い経験が出来ます。どんな道も有益にすることが出来るため目的意識が大事である。そして他のメンバーの仕事を知るのは大事であることが書いてあります。
6.観察力を養う
見えているものには必ず先入観が介し、それを省くことが大事で、問題を引いて考える事で先入観を省くと解決策が見えてくることもあります。
7.反省会
理由が5個紹介されている
学んだ教訓を集約する
水平展開する
わだかまりを残さない…ここで誤解を解く。
反省会の予定が反省会を促す…自省をするため、大事
次につなげる
8.学び続ける
分からないことで、自信が揺らいだときには、わかりやすい絵で問題をイメージすると冷静さを保つことができる。
そして、ノーツデー(率直に意見を言い合う場ができてないことへの改善のため)の実施についても書かれています。
成功した理由は
・特定の目標を設定したこと
・会社のトップの支持を得たアイデアだったから
らしく、内部から発生したから。正解の解決策を出すというよりは、意見を正直に出せるという感覚の提供と、当事者意識を身につけることが大事ということですね
他にもスティーブ・ジョブズの働き方や、ディズニーについても書いてあります。
要約しようと思いましたが、途中から、備忘録目的に変わりました。失礼しました笑
この本の最後に大事な学びを2ページにわたって、箇条書きでありますので、それを見てみて下さい笑
「ピクサー流創造するちから」の感想
全体的に難しかったです。でも、あの名作はこんな背景があって完成したのか!ということが知れて興味深かったです。
僕の学びとしては(こっちが要約になったかも)
・創造は人の意見で強化される
決して天才は存在せず、みんなで天才的アイデアを作り上げるイメージですかね。
・率直な意見を言い合うことが創造につながる。が意見に従うのではなく、その解決策を自分で考えることが大事
・リーダーはとにかく進む力が大事。
・早く行動するのは、失敗してからの時間を残すため
・未来は到達点ではなく一つの方向だ。
正しい進路を探すために努力をし、迷ったら修正する。だから「目標は緩く、意志は固く持つ方がいい」これすごい良いフレーズですよね。
・問題解決は全員で行う
全員に権利を与える。つまり、率直な意見を言える場もそうですが、常に尊重の心がありますね
・信頼とは相手が失敗しないことを信じるのではなく。相手が失敗しても信じること
その失敗をしても大丈夫なようにマネジメントするのはリーダーの仕事
・規則で縛るのは、組織を委縮させる。制約は想像を生む。
難しい話ですよね笑
ですが、自分の解釈でいうと、徒競走にたとえた時
この服で走れ、この靴で走れ、このコースを走れ、が規則。これではみんなが同じように走るだけ
制約は15秒以内に100m走れみたいなことかなと。みんなは服とか靴とかコースとか自由に走ることが出来る。
規則は目標達成に失敗しないことを目的とし、制約は次に進めることを目的としていて、次に進めるための過程は失敗しようが成功しようが創意工夫させることが出来ます。
って感じです。本当に情報量が多くて、読む人によって考えが変わるんだろうなって思います。
とりあえず、ピクサーという会社を一度見てみたいと思う今日この頃です。笑
殺し屋のマーケティングを読んでみた
マーケティング結局何なんだよ!
いきなりすいません。
でも、こんな風に思う人は多いでしょう。マーケティングの考え方を学ぼうとビジネス書を手にとっても、つまらん、つまらん。
今日はそんな人のためにこの本
「殺し屋のマーケティング」(著:三浦崇典さん)
という本を紹介したいと思います。
この本の特徴として、小説として話が進んでいく点です。
その中で、マーケティングの基礎となる知識が7個挟み込まれている形です。
ここからはネタバレなのでご注意下さい。
この7個は
1. Story…やる意義です。目的が明確で強い意志を持つことがまず大事です。
2. Contents…マーケティングはあくまで物を売る手段であり、その物自体の質には最もこだわる必要があります。
3. Model…良質なコンテンツを作れるようになったら、それが効率的に属人化せず作る方法を編み出す必要があります。コンテンツが良質であることを前提にするのではなく、コンテンツを最重要視したModelを作りましょう。
4. Evidence…2.3が機能すると自然と利益が出ます。これがEvidenceです。
5. Spiral…2.3.4のサイクルを積むと自然に顧客からのフィードバックを受けることが出来ます。(数値としてでも)そのため、コンテンツをより良質にして、Modelを作り、Evidenceを積むというサイクルが自然と出来上がります。これが上昇を加速させます。
6. Brand…上昇を続けることでBrandを構築できます。「営業」「広告」「PR」に必要な費用を縮減できます。ただ、コンテンツが良質でありSpiralが続いていることが最低条件です。
7. Atmosphere…高いレベルでBrandを維持すると「ブーム」が起きます。これがヒット作を生み出します。
これらのエッセンスが物語内に詰め込まれて、実例のように進んでいくのでイメージしやすい部分がありながら、スリリングな物語としても楽しめます。
ビジネス書が苦手だなという方に是非お勧めです!
【PDCAノートを見て実践!】大学生でもPDCAって回せるのか。
突然ですが、PDCAというものをご存知でしょうか?
P=Plan
D=Do
C=Check
A=Action
の頭文字をとったもので、これらを繰り返し行うことで、仕事を効率的に進めることが出来ます。
今日はそんなPDCAサイクルに関するこの本!
「自分を劇的に成長させるPDCAノート」(著:岡村拓朗)を読んだ感想を紹介していきます。
この本の最大の特徴は
実践法まで丁寧に書いてあること。
序盤はPDCAサイクルが果たす効果などが紹介されて、いかにやる意味があるものかということを述べています。
中盤からはPDCAノートの作り方が絵付きで描いてあります。
この本に興味を持つ時点で、ぶっちゃけPDCAの必要性というよりはどうPDCAサイクルをこなしていくかという方が知りたいと思います。そんな方にはぴったりの本となっています。
後半ではこのPDCAノートをどう使っていくか、習慣化していくかということが述べられています。
中にはPDCAとは少し外れたGTOメソッドに関しての記述もあります。
(GTOメソッド:個人の仕事の生産性を上げるためのタスク管理手法)
つまり、仕事を効率化するためのメソッドが詰め込まれた一冊と言えるでしょう!
この本を実際に読んでみて、本に書いてあるフォーマットに沿って、自分も実践してみた結果がこちら
うーん、まだまだですね。本にも書いてあったように毎日続けることが大事らしいから、今後も毎日がんばろ!
皆さんも是非読んでみて下さい!