【2020箱根駅伝】國學院大學のオーダーを予想してみた
今日は、開催まであと2か月強に迫った箱根駅伝のオーダー予想をしていきたいと思います。
これまで、東海大学、青山学院大学、東洋大学、駒澤大学のオーダー予想をしてきましたが、國學院大學も優勝候補に挙がってくるなあと思ったので、加えて紹介したいと思います。
國學院大學 箱根駅伝に向けて
最新自己ベスト上位10名の平均タイム
10000m 29.06
出雲駅伝を制して、箱根駅伝でも一気に優勝候補に名を連ねた國學院大学。ただ、他4強より選手層はやや薄いので、つなぎ区間でいかに粘れるかが大事な箱根駅伝で、3エース(浦野・土方・青木)以外がどこまで走れるか?がネックでしょう。
國學院大學 箱根駅伝予想オーダー
1区 浦野④ 10000m 28.25
2区 藤木② 10000m 28.46
3区 中西(大)① 10000m 29.34
4区 土方④ 10000m 28.44
5区 殿地④ 10000m 28.25
6区 中西(唯)① 10000m 29.31
7区 青木④ 10000m 28.50
8区 茂原④ 10000m 29.27
9区 島崎② 10000m 28.46
10区 藤村③ 10000m 29.28
それでは、各区間の配置について個人的な思いを紹介していきたいと思います。
1区 浦野くん
区間賞狙いです。國學院としては、走力のある選手を配置する区間でとことん差をつけたいです。そのためには、なるべく多くの選手が上位の選手と競り合ってタイムを上げていく必要があり、前半区間で確実に上位にいた方が良いです。近年、牽制のし合いが多い1区ですが、浦野くんならレースを引っ張って勝ち切ることができるでしょう。前々回大会も1区2位で走っていますし。
2区 藤木くん
今年の夏に28分台を出してから一気に國學院大學の主力へと成長した2年生。来年以降のエースになるために、花の2区で各校のエースに負けない走りをしてほしいです。
3区 中西くん
中西兄弟の弟。出雲駅伝では、2区3位と好走した期待のルーキーで、5000mは13分台です。3区は混戦になるのではと予想しており、この中西君がどこまで踏ん張れるかが往路成績に鍵を握ります。
4区 土方くん
山の前にできるだけ貯金を作りたいです。そのため出雲駅伝で好走した土方くんを4区もしくは3区に配置して、確実に先頭にいたいです。4区は以前、走って好走しています。
5区 殿地くん
昨年も1年生ながら8区を走って、遊行寺野坂にも負けずに頑張りました。職人のように静かに淡々と走る姿は5区でも粘れる姿を彷彿とさせます。
しかし、今年は本気で優勝を狙える戦力があり、山での誤算は避けたいので、去年同様浦野くんが5区を走る可能性も十分あります。
往路予想順位:5位
4区までで東洋大学と競って1位でタスキを繋げる可能性は十分にあります。ですが、山登りに若干の不安を抱えているため、この順位にしました。逆に言えば5区で粘れれば往路優勝は十分にあり得ます。
6区 中西(唯)くん
今年優勝候補に挙がるほどの戦力を揃える國學院ですが、唯一の不安が山です。5,6区を何とか区間一桁に抑えることが出来れば、優勝がいよいよ見えてきます。中西くん(兄)は弟に負けられないという気持ちを胸に、かけ下って欲しいです。
7区 青木くん
浦野・土方と並んで國學院大學の中心を担う青木くん。それまでの区間が思うようにいかなくても、彼が復路にいることで、安心して選手たちはレースに臨めるでしょう。
8区 茂原くん
今年の出雲駅伝は5区5位と安定した走りを見せたように、昨年と比べても彼はしっかりと力をつけてきました。難しい区間でも区間5位程度にはまとめてくれると後半の優勝争いにも参戦できます。
9区 島崎くん②
突如、國學院大學の主力に躍り出た島崎くん。来年以降、エースとしてチームを支えるためにも、復路のエース区間でしっかりと走りたいです。
加えて、優勝争いが9区までもつれている可能性は十分にあり、そこで勝ち切ってほしいです。
10区 藤村くん③
國學院大學は昨年よりもさらに良い順位でゴールすることはほぼ確実です。その栄光のゴールテープをぜひ笑顔で切ってほしいです。
國學院大學 箱根駅伝まとめ
予想総合順位:4位
5.6区にかなり明暗が左右される気がします。逆にそれ以外の区間では、大崩れの心配はありません。こう見ると、國學院大學強いです。全体的に言えることですが、中間層の選手のレベルが高まってきているため、今年は復路も何があるか分からないレース展開になりそうです。